ピョコタンという漫画家について①~私がブログを書きはじめた理由~
ピョコタンという漫画家がいる。youtubeで2万人強の登録者数がいて、漫画家であり、YouTuberであり、ゲーマーであり、投資家でもある。不思議な人だ。
漫画は月に4ページしか書かないらしい。ゲームやったり、株やったり、遊んで暮らしてるように見える。少しうらやましいが、すごくうらやましいというわけではない。自分でも底辺漫画家を名乗っており、あまりお金があるようにも見えない。
このピョコタンというマイナーな人物のYouTubeを見るのが、趣味の少ない私の数少ない楽しみとなっている。特に疲れている時に聞きたくなる。
ピョコタンの最大の魅力は、自身の考えていることを分かりやすく伝える弁論能力にある。自身が面白かったこと、怒ったことを分かりやすく、そして面白く伝えることができ、すーっと頭に入る。パッションが込められており、説得力がある。そしてピョコタンが面白いと思ったことを体験したいと思わせてくれる。ゲームにそこまで興味が無かったが、switchとゼルダの伝説bowを買ってしまった。
またその弁論能力が一番生きているのが人狼殺というゲームで発揮される。村人をだましたり、説得したり、見ていて素晴らしいとしか言いようがない。
ピョコタンの人狼殺は、1流のエンターテインメントを見ているようなのだ。
私がブログを書いてみようと思ったのも、ピョコタンの影響である。人は他人の素直な体験談が聞きたいのだ。特に楽しいと思ってること、面白いと思ってることを熱心に語られるのを聞くのが好きなのだ。作品を作る事ができなくても、作られた作品を見た感想を表現することで、それも一つの作品となる。
好きな物について熱心に人が語ることは世の中が明るくなると確信している。
だが、会社でピョコタンのYouTubeが好きといっても、かわんごが好きといっても、Ingressにはまってるといっても、絶対に理解されないので、会社では言えないのである。でもインターネットのどこかで、そんな他人の話に救われる人がいる。自分と同じだと思ってる人がいる。
そう思ってるのだ。